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相手を惹きつける一番大切なことは、相手を観察して、彼が内心自信を持っているところとか、自分でも気がつかなかったような良い点を見つけ出して、タイミングよくそれをうまく表現してほめることです。 ただ、じっと彼を観察して言わなければ、単なるお世辞になったり、ほめ殺しになってしまったのでは何にもなりません。 彼に、「なるほどオレのことをよく観察しているな」と思わしめれば大成功で、それだけで彼女は自分に関心があって、自分のことをよく理解してくれている人だなあと思えるのです。 「誰とでも気軽に話すし、好き放題言ってるように見えるけど、細かいところに神経を使っているよね」なんて言われて、「実は、そうなんだ」と男が思ったら、それは確実に男のハートを射止めたようなもので、男のツボをみごとに突いているのです。 そういう「実はそうなんだよ」という男のツボが見つけ出せる女を、男は本能的に捜しているのです。 なぜなら、自分と苦労を共にできると直感で思えるからです。 それからほめる場合にもひと工夫が欲しいです。 ほめ殺しにならないように、自然な対話の流れの中で、ほめていることが分からないような、ほめ方をするのです。 極端なほめ方をすると、むしろオダテのようにも聞こえますので、さりげないけれど、「その言葉をキミから言ってもらえてものすごくうれしい」と男が喜ぶ言葉、いわゆる殺し文句を考えてください。 特に、相手のツボを引き立てるためには、最初に少しけなしてからツボを突くのが良く、印象としては、ほめられたことが強く残るものです。 ちょうど、塩をなめて、そのあと砂糖をなめるようなもので、そうしますと、砂糖の甘さが引き立つようなものです。 いっぽう、この順序を逆にするのは、まずいテクニックです。 「組織の中での出世には縁がないけど、新製品につながるアイディアは、湯水のごとく湧いてくるのはスゴイね」などと言えば、最初の言葉は少しけなしていますが、彼が内心、人よりも自信を持っているアイディアや発想の豊かさのツボを突いていますので、彼は、「自分のことを理解しているのは、彼女だけだ」と思うでしょう。 この言葉には、彼女自身の心の中にも、彼の出世などは眼中にないことを暗にほのめかし、彼の才能を讃えているからです。 |
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