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女性同士の恋愛話は、放っておいたらいつまでも尽きませんが、ただ恋愛相談だけはあまり役に立つ助言が得られないものです。 それは、恋愛相談をされた友だちが、悪気があるわけではないですが、女性独特の感情が入って、相談した人に対して「どんなことを言えば、相手が元気付けられて喜ぶだろうか」と考えるからです。 そこには、恋愛の客観的な見方が欠けている場合が多いのです。 たとえば、彼からメールの連絡が途絶えたような場合の相談ですと、「彼はきっと今の仕事が忙しいのよ、一段落すれば連絡がくるから」などと、気休めを言ったりするものです。 やや無責任なところもあるのです。 ただし、友達がいざ不幸の道を突き進もうとしているときは、ちゃんと止めてくれるのですが、一方で、無責任に励ましたりもしてしまうのが、女友達のありがたくもあり、困ったところでもあるのです。 また、目の前にいる女友達が羨ましいほどの幸せを掴みそうになっていると、それを止めたくなる無意識の気持ちが潜んでいることもあります。 男でもそうですが、友達が宝くじで3億円当たったといえば、なんだか素直に喜べないようなものです。 恋愛でもいっしょで、お金持ちでイケメンといわれる彼とトントン拍子に結婚にまで突き進みますと、友だちとしては、悔しい気持ちもあるし、「心からおめでとう」とは言いにくいものです。 そういう感情は、男以上に女性のほうが強いものです。 女性は自分との横並びを期待しており、相手には不幸になって欲しくはないけれども、自分よりも幸せにもなって欲しくもないという、女性独特の感情があるのです。 ですから、どんなに仲がよくても、恋の気持ちだけは共有できないのです。 自分の恋のために努力できるのは、自分ひとりだけだということを知っておくのも大切なことです。 |
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