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彼がお金を持っていないことが問題なのではなく、お金がないことを自分自身が許せるかどうかが問題なのです。  お金がなくてもまったく気にならないというのなら、もちろんお金のない彼との結婚には何の障害もないでしょう。 ただ、彼にお金があるかどうかにこだわる人は、彼の将来性をどうみるかということにも関わってきます。 目先の金銭の多寡にこだわってはいけません。 現在では、たとえ親譲りの財産がいくら多くても、今のように経済的変動が激しい情勢では、いつ一夜大名、一夜乞食になるかしれたものではありません。 あのライブドアの堀江元社長をご覧下さい。 あれだけおごり高ぶっていたのに、今では堀の中の人となっているではありませんか。 頼みになるのは、本人の実力を見抜くことです。 今は彼がどういう状況に置かれていても、本人に実力があれば、数年または十数年の後には、巨万の富を築くことも可能です。 ただ、現在の彼に財産があることを十分知った上で、ただそれだけで有利であるから、そういう彼と結婚するというのでは、あまりにも打算的です。 愛は愛を招き、打算は打算を招くことになります。 あなたの態度があまりにも打算的であるなら、あなたに選ばれて結ばれる彼もまた打算的な人になるのは間違いありません。 結婚は、同情でも犠牲でもなく、純粋に相手の心の深さに胸を打たれるような「愛」によって結ばれなければ、目先の利益だけで彼と結婚するようなことになれば、将来結婚が破綻する要素は大きいです。 |
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