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思春期から青年期にかけては、性的な感情が自然と芽生えていく年代であるため、誰しも性の衝動に苦しめられるものであります。 感受性の豊かな人の中には、自分の性を恐れる人もいるようです。 若い多くの人は、週刊誌などのマスコミに取り上げられる性に翻弄され、他人と比較したり自分は人と違うのではないかと悩むことがあります。 人の数だけ個性も違いますし、肉体も違うわけですから、性についての考え方も対応の仕方についても、千差万別であり、その人その人の考え方で良いのに、マスコミなどで性そのものをデータ化したり、一つの方向性に導こうとすることで、い かに傷ついている人がいることでしょうか。 性は生命に通じるものがあり、生命と同様に尊いものです。 なぜなら、性はあなたの誕生と深く関わっているからです。 性を追及しながら、いつも満たされない想いを抱いている人の多くは自分が性を尊ばなかったために、「自分自身」を傷つけてきたことに気がついていないのです。 「性」は「聖」と語源を同じくしており、性的に傷つくことは、自分の中の「聖」なるものが傷つくことと同じであります。 「性」という字をご覧になってください。 「心」が「生きる」と書きますように、慈しみあい、尊重しあって結ばれた性は、尊く深く満たされるのです。 多くの人は「情欲」を「愛」と勘違いし、セックスを肉体の満足感と考えますと、性の本質から遠ざかり、魂が満足しない性的な交わりは本当の「性」ではないのです。 スポーツや仕事、勉強や趣味などに打ち込んでいるときや、本当に好きになった相手といるとき、むやみやたらには性的な欲望がわき上がってこないものです。 それは、あなたの心が満たされているからです。 |
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